作成 2007/4/17
更新 2007/4/19

株のトリビア



株という言葉の起源は・・・















































江戸時代の「株仲間」である




補足トリビア

「株式」の語源には諸説ありますが、最も有力な説は江戸時代の「株仲間」です。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/hirosilk/y261.htm

株仲間とは、江戸時代、独占的な商取引を許可された「商工業者の同業組合」 のことです。幕府、諸藩から株札の交付を認められ、月行事、その他の役員 が置かれ、寄合を開いて意思を決定しました。

http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/keizaishi3.html#kabunakama

株式会社と株仲間は、似ています。

株仲間の最高決定機関は、寄り合いです。寄り合いは、今日の株主総会に該当するでしょう。そして、社長に当たるのが行事です。行事は、幕府との折衝などを行いました。

我々が大好きな株の語源は、おそらく株仲間ですね。

株式会社の世紀(引用)

株仲間に加入する権利には相当の権利料が支払われた。現在の証券取引所会員権のシート料のようなものである。この権利は「株札」とか「株手形」などの名称で物質化され、譲渡可能であた。形の上では株式会社の「株式」に似ていなくもなかった。

英語のstock

英語のstockにも「株式」の他に「切り株」という意味があります。

また、株は英語でstock、shareという言い方がありますが、アメリカ、イギリスの違いでなく、全体、一切れという焦点の違いらしいです。

http://www.alc.co.jp/eng/newsbiz/bzst/st05.html

株式がアメリカでは stock で、イギリスでは share かと言うと、そうは言えず、実際はいずれの国でも同じように使われています。例えばイギリスなら株式は share と言っても、それが取引されるロンドンの証券取引所は London Stock Exchange です。また、証券会社を指す stockbroker はイギリスでも同じです。元手の在り高は capital stock ですが、それを割合的単位に分割したものが share ですから、いわばパイの全体に着眼して言うか、その一切れに着眼して言うのかの違いでしかありません。
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