アイザック・ニュートンは、18世紀に南海泡沫会社という3大バブルにも数えられる空前のバブルに乗った投機で失敗しました。
冷静なニュートンは、最初は成功しました。7千ポンドほど南海泡沫会社の株を買い、2倍で売り抜けます。しかし、その後再び上昇する株の誘惑に負け、高値で大量買いし、今度は2万ポンドの損失を出してしまいます。
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ジョン・メイナード・ケインズも、投機で失敗しました。
為替の先物取引で損失を出し、破産の危機に陥ります。破産は親の援助でなんとか助かったそうです。ケインズはしかし失敗を生かし(?)、その後、自己資金の投資や大学の基金の運用などでは成功を収めています。
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余談ですが、ニュートンとケインズは錬金術つながりがあります。ニュートンは錬金術の研究をしていました。ケインズはニュートンから何百年か後の人ですが、ニュートンの遺稿をケインズは収集していました。遺稿の中に「錬金術」に関するものもいくつかあったそうです。
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