それは、銭っ子(花登筐 / 水島新司)という漫画です。
交通事故で両親を無くした少年が、親戚にいじめられ、一文無しで路頭に迷っているときに一人の乞食に出会う。その乞食こそ通称「銭神」。主人公は銭神から「銭道」「乞食哲学」(「残飯とは残りの飯なり。飯はどこまでいっても飯にちがいはない」など)を学んでいきます。後で分かるのですが銭神はただ乞食をしているのでなく、上場会社の前で乞食をすることでその会社の様子を探っていたのです。施しの金の量で会社の景気のよさを知り、会社に不穏な空気があったときにはいち早くその情報を察知するのです。
銭っ子の感想
http://plaza.rakuten.co.jp/NATURAL9NATION/2005
http://d.hatena.ne.jp/muimy/20041020