上場会社の業種分類にもいくつかの種類があります。分類によって業種が違ったり、新しい企業は昔の業種分類に馴染まなかったり、いろいろ微妙に痒いところがあるようです。
最も有名な業種分類は東証の「東証業種分類」(中分類33種)です。個人投資家のバイブル四季報がこの分類を使ってますし、東証のTOPIXの業種別指数はこの分類で、うちのトレードツールで業種別騰落率とか見てもこの分類になってます。
一方、日本経済新聞社の「日経業種分類」(中分類36種)という分類もあります。ソフトバンクは「東証の分類では情報通信ですが、日経の分類では商社」ということになっています。
指数の組み入れ銘柄の入れ替え時には、この分類のバランスが変わらないように行われることが多いので、TOPIXの場合は東証の分類を、日経平均の場合は日経の分類を考慮することになります。
これら以外でも、NOMURA業種分類、世界産業分類(GICS)など、いろいろあれこれあるようです(よく知らないけどー)。
→次 [株主優待は...]へ