家庭用コンピュータゲームは年何百ものタイトルが発売されています。中には「株をテーマ」にしたゲームというものも存在します。
表 株をテーマにしたゲーム
タイトル | メーカー | 発売日 | ハード |
---|---|---|---|
若林史江の株レッスン | バンダイナムコ | 2007/6/21 | DS |
株トレーダー瞬 | カプコン | 2007/6/7 | DS |
カブトレ | コナミ | 2006/12/14 | DS |
ザ・マネーゲームII 兜町の奇跡 | ソフエル | 1989/12/20 | ファミコン |
株式道場 実践編 | ヘクト | 1989/5/2 | ファミコン |
松本亨の株式必勝学2 | イマジニア | 1989/3/31 | ファミコン |
ザ・マネーゲーム | ソフエル | 1988/8/10 | ファミコン |
松本亨の株式必勝学 | イマジニア | 1988/2/18 | ファミコン |
最近、DSで株をテーマにしたゲームがいくつか発売されてきました。ふと、ちょっと不安がよぎるのです。。。そう、昔ファミコンで株のゲームがたくさん発売されたころ。それはバブルの末期でした。
図 日経平均の年足チャートと株ゲームの発売日(クリックで拡大)
家庭用ゲームで遊ぶユーザーは一般の子供、学生などです(もっとニッチで怪しい場合もありますが)。つまり、株をテーマにしたゲームを発売するというのは、メーカーは「株に対してごく一般の人々が興味をもっていて、そこそこ売れるはず」とふんでいるわけです。
その昔ジム・ロジャースは
http://blog.so-net.ne.jp/yopparu/2006-03-01
日本の学生や主婦が株を始めるようになったとき、日本株は売り
と言ったとか言わないとか(まぁ、ロジャースは商品買わせたかっただけで株をけなしたのかもしれませんが)。
ただ、相場というのは、後から買う人がいてはじめて価格が上がるものです。そして、相場の波の中で一番最後に一斉に動くのが「大衆」と呼ばれるグループと言われています。
。。。
まぁ、そもそもサンプル少なすぎますし、株のゲームが出たから相場が終了なんてことはないと思います。投資に対する興味が一過性のものでなく、継続的なものであれば、バブルの二の舞にはならず、継続的に相場は上げていくでしょう。ちょっとした話のタネに書いてみました。
(ちなみに、上の表にない私の知らないスーファミやプレステなどの株ゲームがあるかも)