基本情報
タイトル 株トレーダー瞬
ハード 任天堂DS
メーカー カプコン
発売日 2007/6/7
価格 4800円
URL 公式サイト
これまでにあった株のゲームとは一風毛色が違った感じの株ゲーム。ゲームはアドベンチャー部分とアクション部分がある。アドベンチャーは普通に絵と文字で物語が進んでいくタイプのものだが、シナリオがなかなか株っぽい。政治銘柄(最近聞かない単語だけど)、取引所システムダウン、5%ルールなど実際にある株の話題をふんだんに盛り込んでいる。そして、脇役にも曲がり屋の南濱(北→南)、最強トレーダーの面堂(メン、ドウ、コテガワ→BNF)、山笛(草→山)など、株の世界で実在するちょっとした有名人をもじったような人たちが出てきて、株を知ってる人ならニヤっとしそうな感じ。主人公が度々「相場を人為的に操るのは許さない」とか言っていたが、アクション部分のシステム上、人為的に操りまくりなのは、イマイチ整合性がないと思った。あと、ヒロインが萌えないのとラスボスがかっこわるいのがイマイチ。
アクション部分は、チャートの進行を見ながらリアルタイムに株を売ったり買ったりする。出来高をチャートの線の太さであらわしていたり、イベント発生前にチャートが赤くなって震えたりするのが凝ってると思った。ただ、このシステム自体、RPGの戦闘みたいな感じで、1人用ゲーム中では、成長しながらそこそこ楽しく遊べるが、友達と対戦とかできるようなシステムには、がんばってもならなそうな感じ。
自分はそこそこ楽しく遊べたが、株を知らない小学生とかが遊んで楽しいかどうかは謎。
なお、最強トレーダーの面堂は鬼強だった。何十回も戦ってようやく勝てた(ストーリー上戦う必要はないし、勝っても何かもらえるわけでもない)。あと南濱先生と戦って、最初1回負けた。曲がり屋だからと思って、逆にエントリーしてたら、曲がらなかった。あと、ゲームをクリアすると、「株を始める人に」というおまけが見れる。ゲーム中のシナリオやアクションは、フィクションでリアルではないが、このおまけは、ゲーム中の登場人物がリアルなアドバイスをしてくれてちょっと面白い。
2007/7/27