海の太平洋(たいへいよう)は「太」という字です。上場企業でも普通はそうです。
表 大平洋金属だけ仲間はずれ
コード | 名称 |
---|---|
1758 | 太洋基礎工業 |
5233 | 太平洋セメント |
5541 | 大平洋金属 |
7250 | 太平洋工業 |
8835 | 太平洋興発 |
9123 | 太平洋海運 |
大平洋金属はしかし、太でなく大です。よみは「おおひらひろし」ではなく「たいへいよう」です。英語表記も「Pacific Metals Co Ltd」です(Pacific Ocean = 太平洋)。なぜ「大」なのか?それは・・・
わかりません。会社の人に聞いても不明のようでした(とちょっと前に、ラジオ日経の人が放送で言っていました)。何か当て字をした意味があるのかもしれませんし、登記の時に漢字間違えただけなのかもしれません。ただ大平洋という漢字が全く珍しいのかというとそうでもないようで、ぐぐってみると、以下のような大平洋という漢字の会社も何社もでてきました(関連会社もまじってそうですが)。
大平洋物産
大平洋機工
大平洋製鋼
大平洋ランダム
・・・
まぁ検索件数を比べるとどちらが珍しいかは明らかではありますが。
太平洋 42,400,000件
大平洋 521,000件
ちなみに、「太平洋」は太いですが、「大西洋」は大きいです。それはこういう語源らしい。
太平洋・・英語で「Pacific Ocean」。名づけたのはマゼランで航海中,嵐にもあわず穏やかな海だったためこう名付けたそうです。「Pacific」を訳すと「泰平」となり「太」は「泰」の略字であることから「太平洋」になったようです。→次 [八十二銀行は...]へ
大西洋・・英語で「Atlantic Ocean」。何故、Atlanticと名づけられたは明確でなく伝説の大陸「アトランティス」からとったという説等があります。じゃあなんで「大西洋」かというとただ単に西にある大洋という意味でつけたられたという説等があります。