赤字といえばマイナスだし、信号は赤は止まれ青は進めだし、なんか赤ってマイナスのイメージがあるんですが、株の世界では赤色はプラスをあらわす色として使われます。たとえば証券会社の株価表示ツールは、前日比プラスは赤、前日比マイナスは青で表示されるものが多いです。これは、昔使われていた赤札、青札というものの名残りのようです。
http://www.tradition-net.co.jp/kouza/word/word_1.htm
かつて、証券会社の店頭には株価を表示する黒板が置かれ、前日より安い銘柄には青札を、高い銘柄には赤札を付け、その日の相場の人気状態をわかりやすくした。現在は機械化されて電光板などで前日比較の高安を青・赤ランプで示しているが、前述の名残から、今でも安い銘柄が多い日は「青札が多い」、高い銘柄が多い日は「赤札が多い」などと使われることがある。
ちなみに昔、ビッグマネーというTVドラマで、原田泰造演じるディーラーの「赤は不吉な色でディーラーは最も嫌う」というエピソードがありました。西洋は日本と逆で赤は下落をあらわす色なのかなー?と思っていたのですが、ちょっと調べてみましたが、そういう話は見つかりませんでした。推測ですが、昔の相場師や勝負師といった人は迷信深い、ゲンをかつぐことが多かったのと、あと赤色に対する一般的なイメージを重ねて作られたフィクションなのかもしれません。そういえばヴィレッジという映画では赤は不吉な色だったなー。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/002578.html
赤いものは赤字を連想し、ディーラーは最も嫌う。という台詞がありました。個人的にはあまり耳にした覚えがないです
http://www008.upp.so-net.ne.jp/SE7EN/wrath26.html
赤という色は愛の象徴ともとれる色(運命の赤い糸など)ですが、反対に不安や怒り(血を連想させるなど)を持ち合わせいます。
余談ですが、赤札価格という言葉もありますが、これは株の赤札とは違う言葉です。
http://www7.plala.or.jp/kimono-itohan/risuto-1.htm
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