作成 2007/2/14

株のトリビア



ヤフーを上場時に買って

売らずに持っていた人は・・・












































億万長者になっている





補足トリビア

ヤフー(4689)は1997年12月に上場し、初値は200万円でした。現在(2007/2/14)の株価は43450円ですが、毎年分割を行っています。Yahooファイナンスのチャートを見ると、分割時期も出ています。

ヤフーの現在までの分割

分割: 1999/03/26 [1:2] 1999/09/27 [1:2], 2000/03/28 [1:2], 2000/09/26 [1:2], 2002/03/26 [1:2],2002/09/25 [1:2], 2003/03/26 [1:2], 2003/09/25 [1:2], 2004/03/26 [1:2], 2004/09/27 [1:2],2005/03/28 [1:2], 2005/09/27 [1:2], 2006/03/28 [1:2]

ヤフーはこれまでに計13回1:2の分割を行っています。子株を売らなかったとすると、上場時の1株は8192株(2の13乗)に増えます。つまり、現在の株価43450円×8192=約3億5千万円!になります。上場時の株価200万円の約180倍です。

ちなみにYahooファイナンスの時系列データを見ると、初値付近の日別データが見れます。この調整後終値というのが、分割を調整した価格になっているので、この244円を使って、現在の株価43450÷244でも約180倍というのは計算できます。

長期投資では、このような10倍にもなる株はテンバガー(10 Bagger / 10倍株)と呼ばれます。10倍どころか180倍ですが。テンバガーとしては、ヤフー、セブンイレブン(現在セブン&アイ・ホールディングス)などが有名で、「次のヤフーを探せ」などの言葉は、投資家の心をくすぐるキーワードとしてよく使われました。株に関わるものとしては、一度くらいは、180倍とはいかないまでも、テンバガーを狙ってみたいものです。

以下は、余談です。

当然ながら、10倍株がある反面、0倍株もあり、200万円が0円になる可能性もあります。

当然ながら、過去の超成長株が将来も成長するとは限りません。ヤフーにしても、高値からはかなり落ちてきています。2000年の高値で売れた人はえらい。

上場初日に買った人は200万ですが、公募価格は70万円でした。70万円を元に倍率計算するとなおすごい。

http://ir.yahoo.co.jp/jp/faq/

Q. 公開時の初値はいくらですか?
A. 当社は1997年11月4日に店頭(JASDAQ)に登録し、初値は200万円となっております。なお、公募価格は70万円となっております。
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