作成 2007/2/8

花粉症関連銘柄

花粉症の季節に話題に上がる銘柄について。

インパクト

花粉症は例年のシーズンストックテーマです。花粉症は毎年話題になりますし、関連製品市場もそれなりです。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw05010201.htm

業界推計によると、花粉症を含めたアレルギー対策全般の市場規模は、昨年で1590億円に達する。このうち、中心となるのは鼻炎カプセルや点鼻薬、目薬などの市販薬で、400億円。前述のように、大手メーカーの本格参入が相次ぐ健康食品分野は、今年40億円と前年の2倍以上に増加した...

花粉症はアレルギー性疾患で一度かかると直らないため、花粉症の人の数は年々増加→花粉症市場も年々増加という傾向にあるらしいです。また、花粉は年によって飛散する量が異なるため、年によって各メーカーの売り上げも大きく上下します。花粉の飛散量は前年の気候と大きく関わっているようです。

http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/kafun/situmon.htm

スギ花粉の生産量は、前年の夏の気象条件と密接な関係があり、夏の日射量が多く、降水量が少ないほど翌春の花粉生産量が多くなる傾向があることが分かってきています。

今年の花粉

で、今年(2007年)は、例年より花粉はやや少なめだそうです。

http://www.kyowa.co.jp/kahun/info/

2007年 春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は全国的に過去10年平均より少なめでしょう。また2006年と比較し、東日本では多くなる地点もありますが、おおむね同じ程度でしょう。西日本はおおむね1/2前後の少ない見込みです。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7941

平成19年春の花粉総飛散量は、地域により平年並から平年の20%程度になると予測されます。また、スギの開花及び飛散開始は例年並かやや遅れると予測されます。

@TODO 年ごとの飛散量のグラフとかあるといいのにな

時期

飛散する時期も地域や花粉の種類によって異なりますが、関東、甲信越地方では、2月?4月くらいにスギ花粉が飛来します。花粉症が話題になるのは年明けからこの時期です。

http://takeda-kenko.jp/kirakira/vol16/kahun03.html

関連銘柄

花粉症特需を受ける銘柄といえば、目薬やマスクはじめ花粉防止クリームや鼻腔拡張テープなどのグッズ類をてがけるメーカー。そしてグッズを売っている薬局。グッズは、その他"花粉症に効く"といわれる健康食品などもあります。

コード 名前 種類 説明
4527 ロート製薬 目薬
4536 参天製薬 目薬
3104 富士紡ホールディングス マスク
3107 ダイワボウ マスク
4998 フマキラー 他グッズ 花粉防止クリーム
4218 ニチバン 他グッズ 鼻腔拡張テープ
2591 カルピス 他グッズ インターバランス
2267 ヤクルト本社 他グッズ 乳酸菌
6897 ツインバード 他グッズ 空気清浄機
2718 ミドリ薬品 薬局
9989 サンドラッグ 薬局

花粉症関連銘柄を、挙げてくといろいろありそうです。例年ものテーマは、昨年までのニュースとかクリップしといて特に何が動いたかメモっとくのがよかったなぁ。まぁ、そのうちもうちょっと銘柄追加取捨選別していきます。

ちなみにマスク、繊維→テロ、防災、鳥インフルエンザ、医薬品業界→M&Aなど、花粉症関連銘柄は他のテーマに絡んでいる銘柄もあり、何か隠れた材料が出てくるのが楽しみな銘柄群かもしれません。

細かいリスト

薬局チェーン

阪神調剤薬局(2723) アインメディカルシステムズ(2746) レデイ薬局(3027) 日本調剤(3341) メディカル一光(3353) クオール(7440) 寺島薬局(7586) スギ薬局(7649) サンスター(9627)

@TODO 製剤や薬局全部挙げても仕方ないか。。。

補足

日本のスギ花粉症

花粉にもいろいろありますが、日本の花粉症ほとんどはスギ花粉が原因です。スギ、ヒノキが大量に植えられているのは日本だけで、スギ花粉による花粉症は日本の国民病とも呼ばれています。

http://takeda-kenko.jp/kirakira/vol16/kahun02.html#colum

Q.花粉症の人はどのくらいいるの?
A.日本人の5人に1人は、花粉症の患者であるといわれます。中でも多いのがスギ花粉症で、その約8割を占めています。

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html

Q4.スギ花粉症は日本にしかないのですか。   スギは日本特有の木です。スギは中国の一部にもありますが、その数は日本と比べると少なく、スギ花粉症が問題となっているのは、ほとんど日本だけだと考えてよいでしょう。

http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/kafun/situmon.htm

スギやヒノキは、日本に天然分布する主要な針葉樹であり、生長が早いこと、幹がまっすぐであること、加工しやすいことなどから、古くから植えられ、また多方面に利用されてきました。
...
時代の社会・経済的要請に応えるため、戦後、人工造林を推進してきました。その際、造林技術が定着し、利用価値が高いスギ・ヒノキが造林樹種として森林所有者をはじめ関係者によって選択され、その資源が増大してきました。

花粉症グッズ

花粉症関連株が人気
http://www.jetsnet.co.jp/nyumon/jiji/bn/jiji_54.html

Q.どういう銘柄が取り上げられてるの?
A.わかりやすいのは、目薬やマスク、薬局チェーンなどですが、そのほか、機能性飲料や健康食品、花粉防止クリーム、ティッシュペーパなどの銘柄が挙げられています。

厚生労働省:平成18年花粉症対策 花粉症Q&A集(平成18年花粉症対策用)地方自治体向け
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html

Q11.今は花粉症ではないのですが、今後花粉症にならないためにはどうすればよいのですか。
Q18.花粉症に効くといわれているものの効果を教えてください。
→マスク、うがい、洗顔、洋服の服地、めがね、帽子、甜茶ポリフェノール、ヨーグルト、鼻の穴に塗るクリーム、衣類の静電気防止スプレー

一般用医薬品の市場動向(の目次)
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/05041.html

主として目と鼻のアレルギー症状の予防・治療を訴求したものを対象とし、一般用医薬品では、目薬の中でもアレルギー用点眼薬と洗眼薬、鼻炎治療剤、抗ヒスタミン剤、漢方処方エキス製剤の小青竜湯をまた衛生雑貨となる鼻腔拡張テープと鼻洗浄剤を捉える。

その他

花粉症関連銘柄の月アノマリー収益率
http://market-anomaly.seesaa.net/article/23047321.html

花粉症対策関連株,アレルギー関連株,SARS関連銘柄
http://www.stock.gr.jp/sample/etc/kafun.html
たくさんある。まとまってる。


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