HOME株本れびゅ2007年金融史がわかれば世界がわかる
金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)
倉都 康行
4480062165

感想:近代金融の歴史

近代の世界の歴史を「金融」という視点できりとって解説した本。1700年ぐらいのイギリスのポンドと銀の話からはじまり、銀から金になり、ポンドからアメリカのドルになり、IMFができて、変動相場制になって、といった歴史を駆け足でたどっていく。

歴史に疎い私は勉強になりました。こういうのは、でも、NHK映像の世紀みたいなので見たいかも。本はコンパクトにまとまってはいるんだけど、ちょっと淡白。いろいろ面白いエピソードも出てくるんだが、盛り上がりに欠ける感じはした。

2007/10/5