HOME株本れびゅ2006年ライアーズ・ポーカー
ライアーズ・ポーカー
マイケル・ルイス
4775970623

感想:昔のゲーム会社みたいな ★★★★

1980年代後半のソロモン・ブラザーズの債券トレーダー、セールスマンの実情を内部からユーモラスに描いている。示唆にも富んでいるが、そうでなくても、とりあえず笑える。

ソロモンの全盛期に入社し、凋落していく様子が描かれている。自分が社会人になって最初に入った会社の状況と少し似ていて(業績が天井を売った会社?)、読んでいて少しデジャブ。

プロのトレーダーやファンドマネージャーといった類の人間はスマート男しかいないかと思っていたが、ラニエーリ率いるモーゲージ債のトレーダー軍団はデブばっかだったらしく少し親近感。

これ読む前、「うそつきポーカー」って「インディアン・ポーカー」のことかと勘違いしてた。うほ。

2006/3/27レビュー