ニュース動画はこちら
http://jp.youtube.com/watch?v=t4S0aHnRtEo
参考サイトによると、こんなニュースだったそうです。
２３日午後５時２０分ごろ、名古屋市中区錦３の久屋大通公園内にある名古屋テレビ塔の社員から
「男性が展望台からお札をまいている。制止してもやめない」と１１０番があった。愛知県警中署員らが駆けつけたところ、男性は午後５時ごろから約２０分間、１ドル紙幣と旧１００円札をばらまいたという。正確な数字は不明だが、ばらまかれたのは約３０００枚とみられる。
現場は名古屋の繁華街にあり、空中から舞い落ちた紙幣に、周辺は一時騒然となった。署員は男性を署に任意同行して事情を聴いているが、「今月初めに株の売買で大もうけしたため、広く市民に還元したかった」などと話しているという。
男性は岐阜市内の無職（２６）。調べや塔の運営会社、名古屋テレビ塔によると、男性は黒い背広にコート姿で、アタッシェケースや布袋、紙袋に紙幣を詰めていた。テレビ塔２階の展望台（地上から高さ約１００メートル）の南東側から紙幣をばらまいたという。気が付いた社員が「やめてください」と声をかけたが、「僕は悪いことをしていない。あなたにもあげる」と言ってまき続けたため、社員がやめさせると、男性はアタッシェケースに入れていた１ドル札５０００〜６０００枚を展望台の床に散乱させて立ち去ろうとしたという。所持していた紙袋などの中には１ドル札が１１０２枚と旧１００円札が２枚残っていた。男は「１００万円分を持ってきた」と話している。
2003年12月。経営破綻したあしぎんＦＧ(足利銀行)の株は、上場廃止前に株価1円まで下落しました。倒産株は上場廃止前にマネーゲーム的にお祭りになることがありますが、あしぎんも一時的に株価が暴騰しました。このマネーゲームで儲けた男が、名古屋タワーからお金をばらまいたとのことです。
このバラ撒き男はヒキ投資家というコテハン(固定ハンドル)の2ちゃねらーだったそうです(ヒキ投資家は、その後ジャーナリストと裁判になり2ch引退)。ただの愉快犯？心が病んでた？合コンでもてたかった？仕手の支援？このばら撒き男は、世間的にはそれほどニュースにはならなかったようですが、株の世界で一つの面白い事件を作ってくれたのは確かです。
ちなみに、あしぎんが上場廃止前に暴騰したのは、当時のみなし取得価格税制も影響していたようです。現在でも上場廃止銘柄が一時的に吹くことはありますが、あしぎんほどのパンチ力はありません。マネーゲームは夢はありますが、悪徳プロも多数潜んでいるわけで、うかつに手を出すのはやめましょうね。
あしぎんＦＧで儲けたばら撒き男(前編、後編)
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/kabutochou13.html#baramaki
名古屋テレビ塔紙幣バラ撒き男 aka. ヒキ投資家
http://cu39.s57.xrea.com/web/20050109_bills.html
関連 1
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あしぎんは目先資金集中で買いが買い呼ぶ展開
http://biz.yahoo.co.jp/column/company/tyo/031210/kth/031210_biz003.html
2003年12月10日（水）10時36分→次 [ヤフーを上場時に...]へ
あしぎんフィナンシャルグループ（８３５２）が寄り付きから買いもの、７円高の１９円と前日に続き市場人気を独占している。取りたてて材料を買っているわけではないようだが、今年から始まった新証券税制を利用した節税対策との見方もでている。というのは、取得価格が不明な保有株式について「みなし取得価格」が適用されるが、同社株の場合、これが９６円と時価との間に大きな開きがある。「年前半の戻り相場で利益を大きく出した人は、ここで損を出すことで効率的に利益を相殺することができる」（市場関係者）ためとみる向きもある。また、「ソフトバンクや銀行株に入っていたネットディーラーを中心とした目先の資金が、物色難であしぎん株に集中している」（同）ことも影響しているようだ。証券会社のディーラーは経営破たん、ファイナンス中、信用規制、協会からの取引照会のあった銘柄などは原則的に売り買いができない。「買いはほどんどがネットを利用した個人の資金とみられている。「一回の取引が１０万株から１００万株のケースも多いようで、信用取引の新規売買が停止されているにもかかわらず、買い残が増えているのはネットを使った個人が証券会社の自己融資を利用しているから」（中堅証券）とみていた。