作成 2007/4/21

株ゲームと相場

家庭用コンピュータゲームは年何百ものタイトルが発売されています。中には「株をテーマ」にしたゲームというものも存在します。

表 株をテーマにしたゲーム
タイトル メーカー 発売日 ハード
若林史江の株レッスン バンダイナムコ 2007/6/21 DS
株トレーダー瞬 カプコン 2007/6/7 DS
カブトレ コナミ 2006/12/14 DS
ザ・マネーゲームII 兜町の奇跡 ソフエル 1989/12/20 ファミコン
株式道場 実践編 ヘクト 1989/5/2 ファミコン
松本亨の株式必勝学2 イマジニア 1989/3/31 ファミコン
ザ・マネーゲーム ソフエル 1988/8/10 ファミコン
松本亨の株式必勝学 イマジニア 1988/2/18 ファミコン

最近、DSで株をテーマにしたゲームがいくつか発売されてきました。ふと、ちょっと不安がよぎるのです。。。そう、昔ファミコンで株のゲームがたくさん発売されたころ。それはバブルの末期でした。

図 日経平均の年足チャートと株ゲームの発売日(クリックで拡大)

家庭用ゲームで遊ぶユーザーは一般の子供、学生などです(もっとニッチで怪しい場合もありますが)。つまり、株をテーマにしたゲームを発売するというのは、メーカーは「株に対してごく一般の人々が興味をもっていて、そこそこ売れるはず」とふんでいるわけです。

その昔ジム・ロジャースは

http://blog.so-net.ne.jp/yopparu/2006-03-01

日本の学生や主婦が株を始めるようになったとき、日本株は売り

と言ったとか言わないとか(まぁ、ロジャースは商品買わせたかっただけで株をけなしたのかもしれませんが)。

ただ、相場というのは、後から買う人がいてはじめて価格が上がるものです。そして、相場の波の中で一番最後に一斉に動くのが「大衆」と呼ばれるグループと言われています。

。。。

まぁ、そもそもサンプル少なすぎますし、株のゲームが出たから相場が終了なんてことはないと思います。投資に対する興味が一過性のものでなく、継続的なものであれば、バブルの二の舞にはならず、継続的に相場は上げていくでしょう。ちょっとした話のタネに書いてみました。

(ちなみに、上の表にない私の知らないスーファミやプレステなどの株ゲームがあるかも)


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