6423 アビリット(大証1部/東証1部) 日付 売買 枚数 価格 2005/2/17 信用売 200 2,360 2005/2/23 信用買 200 2,800 損失 -89,258(値上がり率 18.6%) / 5日
空売り、それは男の美学。空売り、それはプロの技。このころ、なんか「空売りってカッコイイ」そんなイメージをもっていました。何度か空売りを行い勝ったり負けたり。そして、僕は大きな利益を得るために、値動きが激しい暴騰銘柄の空売りに手を出します。
僕が目をつけたのは、アビリット。パチスロとプリペイドカードの会社で、業績好調で、2003年→2004年度で売り上げ2倍、赤字から黒字転換、さらに来期も期待という状況でした。株価は暴騰し、2004/11の700円から3ヶ月で4倍近くになっていました。しかし、いかに業績絶好調といっても、3ヶ月で4倍はねーだろ。チャートもそろそろ天井か。そう判断し、200株(暴騰株なので少なめ)空売りを入れました。
数日株価はもみ合ってましたが、2/22、さらに好調な業績発表と来期予想が発表されました。翌日S高になります。幸い貼りつきはしなかったので、買い戻しました。しかし売りでS高を食らうとは。。。少なめに買ったつもりですが、予想していた損失の許容範囲を超えていました。。。
その後、アビリットはさらに暴騰し、3月には4000円をつけます。4倍はねーだろ。その考えは甘かったようです。
暴騰銘柄は、いきなりストンと暴落するようなイメージがありますが、意外と下げません。何の材料もなく暴騰している銘柄は、逃げ足も早いですが、なんか株価が上がりそうだと思える材料がある場合、なかなか株価が下がりません。少し下がると押し目で買ってくる人がいます。また積もった信用残を塩づけで持ち続けている人がいて、なかなか下がらないものです。
暴騰銘柄はすでに多くの人の注目を集めています。何か材料が出ると、さらに上げてくる可能性があります。また空売りできる銘柄は、踏み上げの注意も必要です。底値の何倍にもなったからといって、天井とは限りません。