選挙がある度に話題になる選挙関連銘柄についてメモります。
選挙の回数が多いと関連銘柄の業績が向上します。しかし、前から予定されている選挙が行われても業績予想にサプライズはありません(サプライズがあるのは、突然の解散総選挙などがあった場合)。とは言いいながら、サプライズがなくても、話題株、テーマ株としてゲーム的に上げ下げする場合があるので、注目しておくのは悪くはないでしょう。
選挙の前、何週間前か、何ヶ月前か。
関連銘柄は、選挙機材、リサーチ、コールセンターなどの業界です。流動性の薄い銘柄が多く、小金持ちの無理上げの後に高値で買うのは馬鹿馬鹿しいのでやめましょう。ムサシとか薄い銘柄を底値で買っておいて、数ヶ月ほっておいて、爆上げがあったら売るとかが賢い投資かもしれません。もっとも爆上げがある保証はありませんし、今が底値かどうか分かりませんが。
コード | 名前 | 種類 | 説明 |
---|---|---|---|
6809 | TOA | 選挙機材 | メガホン |
7521 | ムサシ | 選挙機材 | 選挙機種首位 |
6457 | グローリー | 選挙機材 | |
4708 | もしもしホットライン | コールセンター | |
4326 | インテージ | リサーチ | |
3730 | マクロミル | リサーチ | |
2449 | フラップジャパン | リサーチ | 自民党の広報宣伝 |
上の表の銘柄は、選挙関連の王道銘柄(以前選挙関連として動意づいて、投資家に選挙関連だなというコンセンサスができている銘柄)です。他にもいろいろあると思います。
9790 福井コンピュータ(官公庁向けソフト開発。昔の選挙関連のとき話題になったが、今関係あるのか謎)
3955 イムラ封筒(メーリングサービス)
4332 パソナ(人材派遣)
4723 グッドウィル(人材派遣)
9715 トランスコスモス(コールセンター)
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選挙関連銘柄を上げているサイトは既にたくさんあるので、マイナーな銘柄、意外なとこで業績に寄与する銘柄を探してみるのもいいかもしれません。
その他、上の関連銘柄と直接関係ないかもしれませんが、選挙と株価がらみであれこれ。
矢口新の「トレードセンス養成講座」
http://money.mag2.com/invest/tradesense/2007/05/post_42.html
Q.昔から選挙で自民党が勝てば株価が上がると言われています。このジンクスは今でも通用するのでしょうか?
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A.選挙の結果と株価との相関関係をつぶさに検証したことはありません。また、どんな本質的な好材料でも、市場が事前に織り込んでいたなら、材料の実現はそのまま材料出尽くしとなり、株価は売られてしまいます。とはいえ、株式市場は、経済成長や企業収益のリスクファクターとなりえる政治の不安定を望みません。したがって、政権与党の選挙における勝利は、株価の好材料と見なしていいでしょう。
...
ダントツ投資 衆議院選挙と株価の関係(2005/8/14)
http://www.geocities.jp/yuunagi_dan/jissen/Jissen074.htm
・総選挙が行われる場合の株価は、公示日を境に上昇する。選挙日後は、衆議院選の場合は、株価が下落し、その後上昇傾向、参議院選の場合は一旦上昇し、その後下落傾向となる。
・最近の衆議院選挙の傾向として、公示日を境に上昇し、選挙日後に一旦下落し、その後上昇傾向となる。
そういえば、2005年夏の郵政民営化がらみの騒動のときの株価の動きはダイナミックだった記憶がある。2005/8/8の午後、ザラ場中だったが、議案が否決され衆議院解散のニュースが出たとき、(それまで売られていた株がさらに)急激に一瞬売られ、その後切り返して、急上昇した。その後も連日急騰、その後年末まで上がっていった。
結局この動きについていけず、その後の実需の買いなども見えず、全然相場に乗れなかった記憶がある。
それ以前の選挙でもいろんな波乱があったが、株をやっていなかったので自分の印象は薄い。
小泉首相になってから、政治銘柄という言葉をほとんど聞かなくなりました。 解散があり総選挙が近づくと選挙資金を稼ぐために政治銘柄が上がるという話が、昔は新聞の株式欄に書いてあった気がします。