HOME株本れびゅ2006年株・素人でも100万円が1億円―驚異の3点チャージ投資法
株・素人でも100万円が1億円―驚異の3点チャージ投資法
明地 文男
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感想:2点チャージじゃダメなのか? ★★★

昔読んだものだが、下の本のついでに感想。この本は、暴落逆張りの本としては、比較的有名だった?本らしい。「恐怖で売られすぎたとこを買ってリバったとこを売れば儲かる」ということ自体は正しい(うまくやれば儲かる可能性はある)が、そのタイミングをどうやって計るかが難しいところ。

「乖離率、ボリュームレシオ、RSI」の3つの指標を使ってそのタイミングを計るというのがこの本のウリ。3つ使ってるから「3点チャージ」投資法。ちょっと名前がカッコイイ。

とりあえず乖離率とRSIといういきすぎをはかるオシレータが2つ入っている根拠が不明。多分RSIとボリュームレシオだけだと、全然めずらしくもなんともないから3つにしたのではないだろうかと思われる(いや、深淵な理由があるのかもしれんけど)。

一応、このサインが出れば何でもかんでも買い、でなくて、ある程度銘柄選別をすべきと言っている。例えば、業績下方修正のあった銘柄や、先行き不透明感のある銘柄は、リバが弱いのであまり適さないと書いていた。

あと、「買いシグナルが出たときになるべく安く買う」と書いていた。つまりサインが出た当日中に買うのがよしと。これはなかなかいい指摘だと思った。ザラバ取引が出来ることは、日中取引できないサラリーマンに対する優位点の一つだと思う。

テクニカルのサインを手がかりに買いにくる人をお客さんとした先回りトレード、という手法がある(ていうかデイトレ含む短期トレードは、それの騙しあいばっかかも)。もし、この本の手法がメジャーなのであれば、引け前にサインをチェックして買っておけば、それなりの確率で勝てるかもよ?

2006/8/10レビュー