感想:一兆円とな ★★
かつては1兆円のポジション(債券)もとったこともあるという、どっかの会社のエライ人の書いた本。前半なかなか面白そうな匂いがしたんだが、後半、中途半端な組織論、マクロ経済論、占い好き暴露やら、話が拡散してきてグダグダに。4つの約束事は長期投資偏向以外はまぁ尤もな話かもしれない。相場で勝つためには多数派ではなく、少数派になることが必要というのがけっこう強調されてたが、四季報読んで長期バリュー投資ってどうなのよと思った。ヘッジファンドの情報収集システムとか、外国人買いの正体とか「もっと詳しく」と思ったが、他のグダグダ話に埋もれて、それだけー?って感じで欲求不満でした。
2006/8/19レビュー