作成 2007/4/7

[用語]マーチンゲール法

英語: Martingale System

マーチンゲール法(マーチンゲールシステム)は、ギャンブルの賭け金に関する古典的戦術です。負けたら倍賭けして、さらに負けたらその倍賭けしていき、どんなに負けても一発で負けを取り返します。資金が無限にあれば絶対負けない必勝法です。ついでに負け続けると掛け金がすぐ跳ね上がり、一発で破産してしまう必負法です。賢い大人は、こういう破滅的な賭け方はしません。

破滅的なマーチンゲール法ですが、場面によっては有効かもしれません。例えば、負ければ負けるだけ勝てる見込みが高くなるような場面です。株式投資で言うと、例えば暴落局面での逆張りナンピンですね。まぁ、下がれば下がるほど反発しやすいという考えが見込み違いだったりもするわけですが。

賭け金戦術は、リスクに応じて一発で退場しない程度に抑える勝ち目の大きなところで大きく張る、それに尽きると思います。ルーレットのような独立事象な上にプレイヤーの選択が結果に影響しないゲームで、賭け金をどうやりくりしようが勝てる見込みに違いはありません。

語源

ちなみにマーチンゲールシステムは、マーチンゲールさんかマーチンゲール博士が考案した方法なんだろうなーと思ったんですが、とりあえず、フランス発祥らしいですが、語源の由来はイマイチ不明。

Wikipedia(en) Martingale

Originally, martingale referred to a class of betting strategies popular in 18th century France.

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マーチンゲール法という名前の由来は、昔、変わり者が多いとして有名だった南フランスのマーティギューという地方があって、このマーティギューの出身者が好んでこの倍々ベットを使用してはギャンブルに負けていたことから、それを嘲笑して「マーチィギューシステム」→「マーチンゲール法」となったらしいです。

ピクムーシュ方式

マーチンゲールという語源は、南フランスにある小さな町の名前「マルティーグ」にあると言われています。マルティーグという言葉はここの住民が使用した馬の暴走を防ぐための馬具に転用され、さらにギャンブラーの暴走を防ぐ手綱に転用されたと言われています。

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