トレーダーズショップのある本の説明を見ていたら、「世界3大利殖」なる言葉を発見した。ぐぐっても1800件。"big three moneymaking"などで検索しても、英語のそれらしいページは出てこない。多分、サヤ取りセミナー業者の造語だと思われるが、俺って「3大なんとか」にはちょっと弱いので、気に入ってしまった。
以下が上記サイトで言及されている世界3大利殖。
同じ、あるいは連動性のある2つの銘柄の片方を買い、片方を売る売買方法。
参考
相場技法用語集 サヤ取り
先物の場合は複数の限月があるため、組み合わせ方によって性質が異なってくる。(1)スプレッド(Spred、限月間のサヤを取る)、(2)アービトラージ(Arbitrage、同一銘柄異市場間のサヤを取る)、(3)ストラドル(Straddle、相関性のある異銘柄間のサヤを取る)、の3種類に大別される。
※オプションにおけるサヤ取り(合成という)にも上記の用語が使われるが、オプションの特殊性から、実質的に違う意味になってくる。
複数限月の銘柄がある先物で、順ザヤのときに、期先を売る戦術。ヨコヨコ相場であれば、期先が期近に近づいてくるので、利益になる。
参考
相場技法用語集 サヤすべり
相場技法用語集 サヤすべり取り
Pan;パターン分類
オプションの売り建て。低ボラ相場であれば、時間の経過で確実に、時間プレミアムが剥がれていくので、利益になる。
上記、3手法とも、うまくやれば有効な戦術で、収益機会があると思うが、既知で確実な機会は当然誰かが一瞬でかっさらっていく。手を出す人が少ない機会にはそれなりのリスクやデメリットがある。